2007年4月 4日

ADHD

ADHD(Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)

「注意欠陥多動性障害」という軽度発達障害。「注意欠陥障害」とは多動性のないADHDの通称。
主な症例として、集中力に欠け、落ち着きがなく、よくミスをする。

■具体的な症例

注意力散漫

・勉強や仕事や他の活動において注意力が続かない。
・起こしてしまったミスをほとんど気にしない。
・人の話を聞かない。
・ほとんど指示に従わず、与えられたことを最後までやり遂げられない。
・組織的な活動がほとんどできない。
・精神的努力を必要とすることを嫌い、避ける。
・活動にとって必要な道具をよくなくす。
・外部からの刺激によって簡単にかき乱される。

活動亢進、衝動的行動

・手足をそわそわさせたり、すぐに席を立ったりする(落ち着きがなく、絶えず動いている)。
・必要でないときに走ったりする。
・レジャー時にみんなで楽しめない。
・人の話に割り込んだり、過度に話す。
・質問を最後まで聞かずに答える。
・一列になって待てない。
・他人の邪魔をする。

診断の際には上記の症例に加え、7歳未満より症状が認められること(時間感覚は7~8歳時に最も発達し、その感覚がADHDでは独自に発達するため?)、同世代よりもはっきりと現れていること、2つ以上の環境で症状がみられることが基準にある。
なお、ADHDの子どもの1/3~2/3は症状を残したまま成人し、多動性は減るが注意欠陥は残る。

ADHDの発症要因としては、遺伝・栄養不良・食品着色料・環境ホルモンが挙げられている。

治療には薬物療法としてリタリン(中枢神経興奮薬)が用いられるが、覚醒剤であり依存性がある。これに心理療法(行動療法)を組み合わせる。

平成14年に行われた文部科学省の調査結果で、知的発達に遅れはないものの学習面や行動面で著しい困難を示す児童生徒の割合は「6.3%」と出ている(ただし調査結果は小・中学校のクラス担任などからの回答から得られたもので、ADHDと診断されていない)。

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